コラーゲンは高分子か低分子(ペプチド)かどっちが効果あるのか?

コラーゲンは低分子!ペプチドを摂るべし!とずっと考えてきました。でも、最近飲んでる高分子コラーゲンがはっきりと肌がふっくらやわらかくなるのを実感させてくれているために、低分子じゃないの?と疑問が生じました。

お肌ぷるぷる

低分子コラーゲンでは「なんとなく効いてるような気がする」ものが多かったからねー。


そこで、高分子コラーゲンと低分子コラーゲン、どっちを飲むべきか真剣に調べてみました。実際に飲んでみた実感度も含めてまとめました。

高分子と低分子。調べたきっかけ


コラーゲンを毎日摂取しています。いろいろ本を読んだりして(特にお気に入りは「コラーゲン完全バイブル」)コラーゲン摂取は大事だと考えてます。肌と髪だけじゃないんです。内臓も骨も関節も目も、人間はコラーゲンだらけなんです!


いつもは低分子コラーゲンを買うのですが、少し前に姪から定期購入しているけど最近サボって溜まっちゃったからということで、高分子コラーゲンをもらったんです。ピーエスのエス・ワン・エスという粉末コラーゲンです。


高分子か。と半ばがっかりしつつ飲んでみると、嘘みたいにお肌がふっくら!


まさかの出来事です。


低分子コラーゲンよりも、高分子コラーゲンで実感しちゃうとは!しかも、この即効性。



高分子コラーゲンと低分子コラーゲンの違いは?



そもそものコラーゲンは、1000個ものアミノ酸が特殊な配列で鎖のようにつながったものが、さらに3本らせん状に絡まっています。


高分子コラーゲン
コラーゲンの3重らせん構造を熱によってゆるやかにほどいたのが高分子コラーゲン。鎖が1本1本にわかれているイメージです。高分子コラーゲンは、アミノ酸の特殊な配列が維持されています。ゼラチンもこの状態です。


低分子コラーゲン
低分子コラーゲンは、高分子コラーゲンを、さらに酵素などで分解して鎖のつながりを途中で切ったものです。アミノ酸が何個かつながった状態(ペプチド)まで分解しています。


低分子コラーゲンは、高分子コラーゲンをわたしたちの代わりに1段階、消化してくれた状態なんです。だから消化吸収がいいんです。


高分子コラーゲンはアミノ酸の繋がりが強いため、水に溶けません。低分子コラーゲンは水にも簡単に溶けます。



コラーゲンでお肌がぷるぷるになるのはなぜか?


コラーゲンサプリメントを飲んでいると、お肌がふっくらぷるぷるになるのをいつも実感します。他に感じるのは、体中のお肌の乾燥が収まること、髪がつやつやしてくること。


コラーゲンサプリメントの口コミを見ると、他にヒザの痛みが楽になったとか、爪がきれいになった、強くなった、爪がのびるのが早いなんてのも。シワにもいい。


コラーゲン効果をお肌で実感しやすいのは、身体のコラーゲンのうち40%(重量比)は皮膚にあるからです。次に多いのは骨や関節で10~20%。次が血管で7~8%。


食べたコラーゲンがそのまま身体の中でコラーゲンになることはありません。


コラーゲンは消化されてアミノ酸まで分解されます。でも、あるアミノ酸は他のアミノ酸とくっついたまま離れずペプチドのまま血管に入って体中をめぐります。


コラーゲンペプチドは、肌など全身の細胞まで届くことがわかっています。


その場所でコラーゲンになるのではなく、コラーゲンを作れ!という司令を出す、と考えられているんです。線維芽細胞を活性化してコラーゲン合成だけじゃなく、ヒアルロン酸やプロテオグリカンなどの合成司令も出していると考えられます。



コラーゲンにしかないアミノ酸がカギを握る


ペプチドのまま吸収されるアミノ酸は、ヒドロキシプロリンというアミノ酸です。ヒドロキシプロリンは、コラーゲン(またはコラーゲンに似ているたんぱく質)に特有のアミノ酸です。


通常のたんぱく質を構成する基本的なアミノ酸の中にはありません。


ヒドロキシプロリンは構造がねじれているため、たんぱく質分解酵素で分解されにくいペプチドを構成します。だからペプチドのまま吸収されるのです。


分解されずに吸収されるペプチドには、必ずヒドロキシプロリンがくっついているそうです。ちなみに、相棒のアミノ酸はグリシン、またはプロリンです。コラーゲンを食べた時、全体のおよそ20~30%がヒドロキシプロリンを含むペプチドのまま吸収されるとか。サプリではもう少し率が下がるようです。


このペプチドが細胞活性化の司令を出して、お肌がプルプルになったりしっとりしたりするんですね。ヒドロキシプロリンを含む司令官ペプチドをいかに取り込めるかがコラーゲン効果を高めるための勝負どころといえそうです。



高分子コラーゲンと低分子コラーゲン、どっちを飲むべき?


では、高分子コラーゲンと低分子コラーゲン、どっちを飲むべきなんでしょうか。


高分子コラーゲンの場合


高分子コラーゲンはもともとのアミノ酸の配列を保ったまま体内に入ります。そのため、ヒドロキシプロリンを含むペプチドの並びも保ったまま消化されていきます。


司令官となるペプチドが吸収時に含まれている確率が高いということになります。



低分子コラーゲンの場合


高分子コラーゲンを酵素を使って分解する過程でも、一部の大事な司令官ペプチドのつながりを切ってしまっていると考えられます。また、一段階、消化された状態のため、体内での消化過程で、司令官ペプチドがアミノ酸に分解される確率も高くなるかもしれません。


同じ量のコラーゲンサプリを飲んだ場合に、吸収できる司令官ペプチドの量は高分子コラーゲンよりも少なくなっちゃいそうですね。


高分子コラーゲンを飲んだ時の「即効性の高い実感度」、低分子コラーゲンを飲んだ時の「なんとなく効いてるような、というぼやけた感想」は、だからか、という気がしますね。


低分子コラーゲンの中にもすごくよかったコラーゲンがあります。それは、ニッタバイオラボのBMペプチド5000です。

BMペプチド5000

2つの司令官ペプチドが効率的に摂れるようにと設計されたコラーゲンペプチドサプリです。


粉末のコラーゲンでも有名なニッタバイオラボさん、コラーゲン専門店は作るものが違いますね。ニッタバイオラボは創業大正7年の新田ゼラチンのグループ会社です。




もうひとつ、機能性コラーゲンペプチド「トリペプチド」というのがあります。

低分子コラーゲンを作るときに、3つのアミノ酸がくっついたトリペプチドの状態にしてあるものです。ゼライスの技術です。トリペプチドの状態なら、消化をしなくても速やかに吸収されやすく、効率よく司令官のペプチドをとりこめるんですね。

このトリペプチドは動物実験で軟骨へのダメージを軽減したと報告されています。これは、コラーゲンやヒアルロン酸、プロテオグリカンの生成が促進されたからと考えられています。

ちなみに同じ実験で、コラーゲンペプチドでは変化がなかったそうです。


結論は高分子コラーゲンまたはトリペプチド


というわけで、今回調べた結論としては、高分子コラーゲンと低分子コラーゲンなら、高分子コラーゲン。


これは、結構朗報です。ゼラチンという選択もありだからです。ゼラチンならお安く手に入ります。


でも低分子のなかでもトリペプチドという特別な状態になっているものは期待できるのではないかな、と。


低分子コラーゲンも、高分子コラーゲンよりだいぶ少なくなりそうではありますが、司令官ペプチドを摂ることができます。ドラッグストアなどで売られているコラーゲンサプリはほとんどが低分子コラーゲンです。飲みたいときに手軽に購入できるメリットはあると思います。


ちなみに、ある研究によると、豚のコラーゲンが最も人間に近い組成をしてるそうです。フィッシュコラーゲンや牛骨コラーゲンなどいろいろあって迷ったら、豚由来を選ぶと良さそう。


ゼラチンもアリですが、美容サプリメントとして販売されている高分子コラーゲンには、飲んだコラーゲンを無駄なく体内で活用できるような成分が配合されています。



高分子コラーゲンのデメリット


低分子コラーゲンがもてはやされ、高分子コラーゲンの人気がイマイチなのは、使い勝手の悪さが大きいかもしれません。


低分子コラーゲンは水にも溶けるので、何にでも手軽に溶かし入れて飲むことが可能です。


一方、高分子コラーゲンは水には溶けないため、使いにくいんです。


粉末なら一応水に溶けるというか粒が分散する感じになるので、お水で飲むことも可能ではあります。ちゃんと溶けてないし、飲んだ感じがちょっと気持ち悪いけど。


あと高分子コラーゲンを飲んだことがある人はわかるかもしれない問題があります。カップなどについたコラーゲンが、くっついたまま固まってとれない問題です。


これはマジでイラッとします。というか、続ける気力を失わせます。


高分子コラーゲンの飲み方


そこで、高分子コラーゲン愛飲歴10年という方から飲み方を教えていただきました。


高分子コラーゲンと、カップ、スプーン、熱湯をご用意ください。


  1. カップに高分子コラーゲンの粉末を入れます。
  2. ここに水を少し入れてふやかします。全体に水が染み込む程度でOK。水道水で大丈夫。
  3. 熱湯を注いでよくかきまぜます。
  4. 透明になったら出来上がり。
  5. 温度を確認して、熱ければお水を少し足します。
  6. ぐいっと一気に飲み干します。
  7. 飲んだら速攻で熱湯をカップに並々と注ぎます。
  8. この熱湯でカップに付いたコラーゲンがきれいにとれます。すぐに洗えば、くっついてイラッ!っていうのがありません。

熱い飲み物は苦手、という方は、熱湯を少なめに入れてよくコラーゲンを溶かしたら、牛乳やアイスコーヒーなどお好きな飲み物を入れましょう。そして、ぐいっと一気飲み。すぐに熱湯を入れて洗う!


これで、やる気を無くさせる高分子コラーゲン問題とはおさらばできました。


粉ゼラチンを利用する場合も飲み方は同じですよ。
板ゼラチンは溶けにくいから粉ゼラチンにしてくださいね。



寝る前に飲むならだんぜん高分子コラーゲン


コラーゲンは食品ですから、基本的にはいつ飲んでも構いません。前出の高分子コラーゲン愛飲歴10年の方は毎朝飲んでいるそうです。


高分子コラーゲンは消化に時間がかかります。ゆっくりと消化吸収が行われることにメリットがあるのが寝る前30分頃のコラーゲンです。


寝ている間には成長ホルモンが出て、体内ではメンテナンスが行われます。そのときに司令官ペプチドが体内にいてくれたら効率よくメンテナンスできるからです。ゆっくりと消化吸収されることで、成長ホルモンが分泌される入眠から30分~2時間くらいの間にいい感じで司令官ペプチドを送り込めます。


ペプチドは血流に乗って運ばれるので、お風呂や運動の後、マッサージの後などに飲むのもいいそうです。


高分子コラーゲンと低分子コラーゲン(ペプチド)、どっちが効果あるのか?という話題でした。



この記事に出てきたコラーゲン
❤低分子コラーゲン
ニッタバイオラボ【BMペプチド5000】

❤高分子コラーゲン
エス・ワン・エス オリジナル(ピーエス)

❤ゼラチン
ゼラチンパウダー 1kg

❤トリペプチド
コラーゲン・トリペプチド 4gX30包


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